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ハワイアン航空のマイルはJALマイル・ANAマイルに加算できるの?

仕事やプライベートで海外に行く機会が多い人にとって、航空会社が提供しているマイレージプログラムをいかに効果的に使いこなすかは、航空券代を節約するために非常に重要なテーマです。そこで以下では、日本人に人気のハワイを拠点としているハワイアン航空のマイレージプログラムについて見た上で、それによって得られるマイルの使い方や日系航空会社のマイルへの加算の可否などについても合わせて紹介することとします。

この記事の目次

ハワイアン航空とはどのような航空会社か?

ハワイアン航空は、アメリカ合衆国のハワイ州を拠点としている航空会社で、そのハブ空港は同州のダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル国際空港)です。世界三大アライアンスには加盟していません。運行路線は、ハワイ島やマウイ島、カウアイ島といったハワイ州内の島々の間を結ぶ便に加えて、アメリカ本土の各州への国内便やハワイと太平洋地域の諸国を結ぶ国際便が中心で50都市へ運行しています。日本へは2010年に進出を果たしており、羽田・成田・関西・札幌・福岡へ就航しています。2018年からJALと提携してコードシェア便などを運行しています。創業されたのは1929年と古く、それ以来、一度も死亡事故を起こしたことがない安全性には定評のある航空会社です。

ハワイアン航空のマイレージ制度とは?

他の航空会社と同じく、ハワイアン航空でもマイレージ制度を導入しており、HawaiianMiles(ハワイアンマイルズ)というマイルを発行しています。有効期限は18か月としていますが、マイルの変動があった日から18か月以内に搭乗やクレジットカードなどでマイル獲得をすれば実質無期限になります。他にも特典航空券に交換する場合に予約不可日が設けられていないこと、事後的にフライマイルを登録することができるといった特徴があります。事後登録は搭乗日から5~120日以内にサイトから申請が可能です。手続き後30日ほどで反映されますので早めのお手続きをおすすめします。

ハワイアン航空のマイルの貯め方とは?

では次に、ハワイアン航空のマイルはどのように貯めることができるのかを見ておくことにします。

運行便への搭乗

ハワイアン航空搭乗で獲得することができるマイル数は、運行路線と搭乗クラスによって異なりますが、例えば多くの人が利用する羽田・ホノルル便のエコノミークラスに搭乗した場合には片道3,850マイル、ビジネスクラスに登場した場合には片道5,775マイルが付与されます。また、複数の航空会社と業務提携していることから、それらの航空会社が運行する便の特定のクラスに搭乗した場合にもマイルを貯めることができます。提携航空会社は、チャイナエアライン、ジェットブルー航空、大韓航空、ヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン・オーストラリア、日本航空などとなっています。

提携クレジットカード

マイルを貯めるメインの方法はフライトへの搭乗ですが、ハワイアン航空ではクレジットカード会社と提携してカードを発行しており、それを使用して買い物をすることによって、金額に応じてマイルを獲得することも可能となっています。代表的な提携クレジットカードとしては、三井住友VISAカードと提携して発行しているハワイアンエアラインズVISAカードがあり、入会時と継続時にボーナスポイントがつきます。その他年2回ホノルル空港ラウンジの利用が可能カード支払い金額100円=1マイルを得ることができます。年会費が3000円~10000円(税別)がかかりますが、ゴールドカードには海外旅行保険が付帯するのでお得にマイルを貯められるカードです。

ハワイアン航空のマイルの使い方と日系航空会社のマイルへの加算の可否

ここからは、ハワイアン航空のマイルの使い方と全日空や日本航空といった日系航空会社のマイルへの加算の可否について見ていくことにします。

特典航空券への交換

ハワイアン航空のマイルは、同社が運航している便の片道または往復の航空券に交換することが可能です。予約不可日が設けられておらず、また繁忙期であっても必要マイル数は変わりませんが、1番必要マイル数が少ない「Super Saver」で片道・東京ーホノルル便で40,000マイルからとなっており、他社と比べるとやや多めになっている点には留意が必要です。提携航空会社の特典航空券に交換することも可能ですが、こちらは往復便の航空券にのみ交換できます。足りないマイルは500マイル(14.78USドル)から購入が可能で、料金は1マイル=0.0275(USドル)です。その際は7.5%の連邦消費税がかかります。

ホテル、レンタカー、レストラン、ショッピング等への利用

ハワイアン航空のマイル獲得は、ホテルの宿泊代、レンタカーのレンタル料、レストランやショッピング利用、クルーズ予約における支払いなどで貯めることができます。他にも旅行に必要なビザやパスポート申請などでも貯まる場合があります。ハワイ以外にも世界各国のリゾート地のショップなどで使うことができるため、使い道は多様です。使用する場合には、現金と組み合わせることも可能となっていますので、全額支払うにはマイル数が足りないという場合でも心配はありません。

ANAマイルへの加算の可否

ハワイアン航空とANAは、残念ながら現在は提携していないので加算することはできません。2018年3月14日までは業務提携していましたが提携終了したことから、それ以降は加算することはできなくなっています。

JALマイルへの加算の可否

JALとハワイアン航空は提携航空会社になりますので加算が可能となっています。これは、2018年10月1日付で両社が業務提携を行ったことによるものです。ただし、どのクラスに搭乗しても加算できるというわけではなく、国際線利用のエコノミークラスで30~100%の加算率ですがZ, U, P, Tはマイル加算がありませんので注意が必要です。

ハワイアン航空のマイルを使いこなして快適な空の旅を楽しもう

以上で見てきたように、ハワイアン航空のマイルは用途も多様ですし、JALマイルにも加算可能であることから、うまく使えば非常に有用なものであるといえるでしょう。特に、ハワイに行く頻度が多い方にとっては、あるのとないのとでは旅行代が大きく異なってきますで、貯め方や使い方をしっかりと理解して無駄なく利用できるようになるとよいでしょう。

プロフィール

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このサイトを運営しているYuといいます。
東京在住
サラリーマンをあきらめて
一人起業、37歳独身。
毎年10~20ヵ国を旅行
カタール航空プラチナ
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