マイルがモリモリ

各航空会社のマイル最新情報をお届けします!

オランダ航空のマイルはANAマイル・JALマイルに加算できるのか?

オランダは、ヨーロッパの中でも観光地として人気のスポットを数多く有する旅行先として人気の国ですが、そのナショナル・フラッグとなっているのがオランダ航空です。日本にも就航しているこのオランダ航空のマイレージ制度について紹介するとともに、ANAマイルやJALマイルといった日系航空会社のマイルに加算することができるかどうかについて見ていくことにします。

この記事の目次

オランダ航空の歴史について

オランダ航空は、第一次世界大戦終結後の1919年に創設された世界でも古い航空会社です。創設者は、アルベルト・プレスマンという人物で、オランダ政府やオランダ王室のサポートのもとに設立されたナショナル・フラッグとなっています。当初はアムステルダム・スキポール空港を本拠として主にヨーロッパ各地との間のフライトを運航していました。その後、2004年にエールフランスと経営を統合しています。現在は世界約250都市に就航して日本便は成田と関西は毎日、福岡は週3便の運行をしています。

オランダ航空はスカイチーム所属


オランダ航空は世界3大アライアンスの1つであるスカイチームに所属しています。
スカイチームは2000年6月に、デルタ航空、エールフランス、(フランス)、アエロメヒコ航空(メキシコ)、大韓航空(韓国)の4社によって設立されました。現在はこれらに加え、合わせて19の航空会社が加盟しています。(2019年1月現在)スカイチームも他のアライアンスと同様に、マイルサービスの共有化や、一つの定期航空便を複数の航空会社で共同運航するコードシェア便の実施などを行っています。
スカイチームの詳細については過去記事「スカイチームとは?」を参照ください。

オランダ航空が提供するマイル制度とは?

オランダ航空は、フライング・ブルーという名称のマイレージ制度を導入しています。同社が運航するフライトに搭乗することによってマイルを貯めることができ、貯まったマイルは同社の特典航空券、座席のアップグレード、超過手荷物料金の割引などと交換することがでます。また、オランダ航空のマイレージ制度では、エクスプローラーから始まり、レベルマイル数やレベルフライト数に応じたシルバー、ゴールド、プラチナといったメンバーシップ制度を設けており、上位のクラスになるほどマイルを貯めやすくなったり、搭乗時に充実したサービスが受けられるようになっています。マイル有効期限は取得日から24か月ですがマイルを加算し続ければ更に24ヶ月延長になります。

マイルの貯め方

オランダ航空のフライング・ブルーの会員登録は、入会金や会費は無料です。フライトの獲得マイル数は、航空券の支払い額(税金を除く)と自身が所持しているフライング・ブルーのランクで決まります。エクスプローラーは1ユーロ=4マイル、シルバー会員は1ユーロ=6マイル、ゴールド会員は1ユーロ=7マイル、プラチナ会員は1ユーロ=8マイル獲得できます。例えばエクスプローラークラスの場合、税金を除く航空券代が500ユーロと航空券チャージ代が200ユーロは、支払い1ユーロにつき4マイルを獲得するので、 4 x 700ユーロ = 2,800マイル獲得となります。

また、オランダ航空では、世界的に有名ホテルや宿泊サイト、ファッションサイト、レンタカー会社、クルーズ会社やクレジットカード会社など多種多様なパートナー企業と提携しており、それらのサービスを利用することでもマイルを入手することが可能です。国内でも三井住友カードと提携したフライング・ブルーVISAカードというクレジットカードが発行されています。18歳以上対象でクラッシックカードで年会費が1250円(税抜き)かかりますが、フライト、買い物、食事などの利用でマイルが貯まるほか、提携航空会社、エアカラン、JAL利用でもマイル加算になります。その他にも海外旅行保険も付帯しています。もう一つはJCBカードと提携のフライング・ブルーJCBカードです。入会ボーナスポイント、海外旅行保険付帯でこちらのカードも提携航空会社利用でもマイルが加算されます。年会費が三井住友カードより少し高く一般カードで初年度2500円(税抜き)2年目以降は5000円(税抜き)になります。このように、オランダ航空のマイルは、国内外で入手しやすい仕組みになっていますので、ヨーロッパ方面に旅行する機会が多い方はメインで貯めてみるのもよいでしょう。

マイルの使い方

次に、貯まったマイルの使い方ですが、もっともポピュラーな方法はクラシックアワードと呼ばれる特典航空券に交換するというものです。必要マイル数は、目的地と登場クラスによって異なりますが、例えば東京からヨーロッパ方面へのエコノミークラスの搭乗券と交換する場合には72,000マイル、ビジネスクラスの搭乗券と交換する場合には180,000マイルが必要となります。また、オランダ航空は、スカイチームに加盟しているので提携航空会社のフライトの航空券とマイルを交換することも可能となっています。

ANAマイルやJALマイルに加算することはできるのか?

オランダ航空のフライトに搭乗した場合に、ANAマイルやJALマイルに加算することができるかどうかについて見ていくことにしましょう。世界には、ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームという3つの航空連合があるのですが、オランダ航空はスカイチーム、ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドの加盟となっています。残念ながら、加盟しているアライアンスが違うのでJALマイルとANAマイルは、加算することができません。しかし、オランダ航空とJALの場合、JAL搭乗でフライング・ブルーマイルが貯まります対象クラスがありますので購入時に確認が必要になります。

マイルを使いこなして快適な空の旅を楽しもう

オランダ航空が提供しているマイルは、スカイチーム加盟・エアーフランスと経営統合していることもあって、ヨーロッパ方面に行くことが多い人にとっては非常に使い勝手のよい内容となっています。そのため、マイレージ制度の仕組みをしっかりと理解することによって、オランダ航空が運航しているフライトをより利用しやすい他、日常の生活でも無駄なくマイルを貯めることができるのでおすすめのプログラムです。

プロフィール

プロフィール

このサイトを運営しているYuといいます。
東京在住
サラリーマンをあきらめて
一人起業、37歳独身。
毎年10~20ヵ国を旅行
カタール航空プラチナ
ワンワールド エメラルド
メインクレジットカードはマリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカード