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JALマイルを譲渡する裏技は〇〇です!

JALマイルはそもそも他人に譲渡できるものなのでしょうか?

「JALマイルを家族や友人にプレゼントしたい」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、少なくともJALの公式ページでは「譲渡」という行為に一切触れていません。この記事では、JALマイルを家族や他人に譲渡する方法について探っていきます。

この記事の目次

家族に譲渡する

JALカード家族プログラムで合算する方法

JALの公式ページでは「家族の口座間でもマイルの移動はできない」とはっきり書かれています。ところが、「JALカード家族プログラム」を利用することで家族が貯めたマイルを合算して、特典に交換することができるというサービスが用意されています。
ほかの航空会社ではマイル譲渡サービスを明言しているところもありますが、JALでは譲渡という言葉を一切使用していません。しかしながら、JALカード家族プログラムを使うことで事実上のマイル譲渡が可能になります。
家族プログラムでは、「親会員(本人)」1名に対して、「子会員」9名までの会員を登録することができます。子会員は、子供の会員という意味ではありません。さらに、JALカード本会員同士でも家族プログラムを組むことができます。例えば、本人と配偶者がそれぞれ別々にJALカード本会員だった場合、どちらが親会員になっても子会員になってもよいということです。
家族プログラムを使ってマイルを合算できるのは、あくまで特典利用時のみということに注意が必要です。つまり、マイル譲渡を考えているときは、お互いのマイルについてきちんと把握しておくことが大切です。また、その際はJALマイルの有効期限についても注意しておくことが必要です。JALマイルは他社に比べて有効期限が短いものもあるため、有効期限の前に合算するようにスケジュールを立てておく必要があります。

JALファミリークラブで合算する方法

「JALファミリークラブ」とは、家族で加入するタイプのJALマイレージバンクです。本会員1名を中心に、8名までの家族を登録することができるサービスです。ただし、海外赴任や留学などで日本国外に居住する人を対象にしたサービスであることに注意が必要です。対象地区は「米州地区」「欧州・中東・アフリカ地区」「アジア・オセアニア地区」になります。ほぼ全世界をカバーしているといえます。なお、夫のみ海外に単身赴任というケースでも利用することができます。
家族間のマイル合算は、家族プログラムと同じように特典交換の際に行います。JALファミリークラブでも譲渡という表現は使われていませんが、特典交換の際であれば家族の間で自由に合算することができます。その際も、手数料は無料です。ただし、5年ごとに1,000マイルの更新料が引き落とされます。引き落としができなかった場合は、自動的に退会になってしまうため、注意が必要です。譲渡ができるとはいっても、5年ごとの更新の際は、家族間でJALマイルの残高を確認しておくことが大切です。

友人や恋人に譲渡する

友人や恋人に譲渡する裏技はこれ

公式にJALマイルを合算できることになっているのは「JALカード家族プログラム」と「JALファミリークラブ」のふたつだけです。つまり、家族間の譲渡しか認められていないことになります。しかし、「e JALポイント」と「おともdeマイル割引」というサービスを組み合わせることで、友人などにもJALマイルを譲渡することが可能になります。一種の裏技ともいえる方法ですが、どちらも正式なサービスとして用意されているものです。もちろん、誰でも堂々と利用することができます。
「e JALポイント」とは、JALのチケット購入などにも使えるポイントです。JALマイルはSuicaやWAONのような電子マネーに交換することもできますが、このe JALポイントにも交換することができます。これを、おともdeマイル割引を利用する際の同行者のチケットに充てることで、事実上のJALマイル譲渡が可能になります。
eJALポイントの詳細はこちら
「おともdeマイル割引」とは、友人などと旅行する際に利用できるサービスです。「JMB会員本人は往復10,000マイル」、「同行者3名までが一人あたり15,000円~36,000円」というかなりお得な料金でチケットを購入することができます。この同行者のチケットは現金購入となっていますが、e JALポイントも使用することができるのです。なお、e JALポイントは還元率が高いことも大きな特徴です。そのため、マイルの交換先としても優れています。SuicaやWAONなどは「1マイル=1円」ですが、e JALポイントは「1マイル=1.5円」という還元率の高さです。
おともdeマイル割引の詳細はこちら

単純な譲渡はそもそも無理なの?

「JALカード家族プログラム」「JALファミリークラブ」での合算や、「おともdeマイル割引」のポイント利用はいずれも利用時の譲渡という形です。特典利用前に単純なJALマイル譲渡については、基本的に不可能と考えて良いでしょう。また、あまり意味もありません。なぜなら、ポイントは利用しない限りは価値がないものだからです。現金のように利子が付くことはありません。そして、JALマイルは利用しないと有効期限がすぐにきてしまいます。せっかくマイルを貯めても有効期限は36ヶ月であるため、注意が必要です。

マイルをプレゼントして旅行を楽しもう

このように、JALマイルは合算することで家族に譲渡することができます。また、ポイントに変えることで友人などにも譲渡することが可能です。いずれの場合も利用するときのみに使用することができ、単純な譲渡ではないために、多少面倒に感じる人もいるかもしれません。しかし、JALマイルは有効期限の問題もありますので、これらの制度をうまく利用して、家族や友人と旅行を楽しみましょう。

プロフィール

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このサイトを運営しているYuといいます。
東京在住
サラリーマンをあきらめて
一人起業、37歳独身。
毎年10~20ヵ国を旅行
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