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ANAのPP(プレミアムポイント)はどうやって貯まるの? 計算方法も含めて徹底解説!

海外へ行く場合、ANAを主に利用する方も多いでしょう。ANAではいくつかのポイント制度を設けていますが、そのひとつにPP(プレミアムポイント)があります。このPPはマイルとは別のものであり、このPPがたまることで様々なサービスを受けることができたり、マイルが貯まりやすくなるなどの特典がありますので、ANA派の方々にはPPを貯めることに注力している方々も多いのです。ここでは、PPについて詳しくお伝えするので、興味のある方はしっかりチェックしてください。

この記事の目次

PPについて詳しく知る!

PPとは、ANAの便やスターアライアンス加盟航空会社の便を利用した際につくポイントです。
※スターアライアンス加盟航空会社の一覧はコチラ

1月から12月までに貯めたPPをもとに、翌年のプレミアムメンバーのクラスが決定します。ちなみに、プレミアムメンバーとはANAの上級会員のことです。下からブロンズ会員・プラチナ会員・ダイヤモンド会員があり、クラスが上になるほど特典の質が高くなります。PPを貯める際に押さえておくことは、プレミアムメンバーになる以外の使い道はないということです。マイルの場合、ある程度貯まれば特典航空券に交換できます。一方、PPはマイルのように他のものと交換できないので、予め理解しておくことです。

プレミアムメンバーのランクとサービス

プレミアムメンバーの会員種別は以下の3つがあります。
詳細はメーカーHPのプレミアムメンバーサービス一覧を参照ください。

プレミアムメンバー・その1「ブロンズ会員」

プレミアムメンバーの中で、最も地位が低いのがブロンズ会員です。この会員になるためには、年間で30000ポイント貯める必要があります。
ブロンズ会員になった場合、フライトマイルボーナスが1年目に45%、2年目以降は55%加算されます。ANAを利用する方で、マイルにこだわって集めている方もいるかもしれません。ブロンズ会員になれば、マイルをより多く貯めることができます。
また、ブロンズ会員専用デスクを利用できるのも、ブロンズ会員になるメリットです。飛行機を利用する場合、何かわからないことがあれば、一般のデスクを通して相談できます。しかし、利用者が複数いるため、場合によっては繋がらないこともあるかもしれません。ブロンズ会員になると会員専用デスクを使えるので、利用者が限定されている分悩みを速やかに解決できるでしょう。

プレミアムメンバー・その2「プラチナ会員」

プラチナ会員は、プレミアムメンバーの中では中間のクラスです。年間で50000ポイント貯めれば、翌年なることができます。ただし、ブロンズよりも20000ポイント多く必要になるので、その分貯める際にはハードルが高くなります。
プラチナ会員になると、チェックインが優先されるのがメリットです。一般のカウンターを利用する場合、混み合っている時にはチェックインまでに時間がかかってしまいます。プラチナ会員であれば、プレミアムメンバー優先のカウンターを利用できるので、速やかにチェックインできるでしょう。
それから、国際線を利用する際に、無料でプレミアムエコノミーにアップグレードできるのも、プラチナ会員になるメリットです。プレミアムエコノミーは、エコノミークラスよりも座席にゆとりがあります。もし、エコノミークラスで予約したとしても、プラチナ会員であれば当日の空き次第で、プレミアムエコノミーに変えることができます。
そして一番大きな特徴といえば、航空会社のビジネスクラスラウンジに入ることができる点です。ラウンジでは搭乗前の空き時間に無料でお酒やお食事を楽しむことができます。また、日本国内のANAだけのビジネスクラスラウンジだけでなく、スターアライアンス加盟の航空会社のラウンジも使用できるも大きなメリットです。

プレミアムメンバー・その3「ダイヤモンド会員」

プレミアムメンバーの中で、最も上のクラスになるのがダイヤモンド会員です。ダイヤモンド会員は、年間で100000ポイント貯めなければなりません。ただし、ハードルが高い分、他のクラスよりも特典が充実しているのです。
ダイヤモンド会員になると、手数料が免除されます。プレミアムメンバー以外の方が、デスクから国際線の変更・予約をする場合、通常は手数料が発生します。一方、ダイヤモンド会員は、手数料はかからずにデスクからチケットの予約や変更ができます。
また、ANA SUITEラウンジが利用できるのも、ダイヤモンド会員になるメリットです。ANA SUITEラウンジでは、フードメニューが用意してあったりアルコールが飲み放題になっていたりします。このラウンジは、ブロンズ会員やプラチナ会員では利用できず、ダイヤモンド会員であれば自由に利用できます。

※プレミアムスメンバーの獲得条件一覧はコチラより(メーカーHP)
※プレミアムスメンバーのサービス一覧はコチラより(メーカーHP)

PPはどんな計算方法で決まるのか?

基本的には、飛行機を利用することでPPは貯まるようになっています。「基本区間マイレージ×積算率×路線倍率+搭乗ポイント」の計算方法で、PPがどのくらいつくのかが決まります。
基本区間マイレージは、飛行機が移動する距離をマイルにしたものです。例えば、東南アジアのバンコクへ行くのと、ヨーロッパのイギリスへ旅行するのとでは、イギリスの方が基本区間マイレージは多くつきます。
積算率は、運賃や予約クラスによって予め設定されています。どちらも、費用が高額になればなるほど積算率も高くなるのが一般的です。ちなみに、エコノミークラスとファーストクラスでは、後者の方が積算率は高くなります。
路線倍率は、二つの地点を利用する際に定められている数字です。国内線を利用する場合、路線倍率は2倍となります。一方、国際線を使う際には、ANAグループのアジア・オセアニア路線は1.5倍です。さらに、その他の路線やスターアライアンスパートナー便を利用する場合、路線倍率は1倍となります。
また、搭乗ポイントは、予約クラスや運賃により決められています。ファーストクラスやビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスであれば、搭乗ポイントは400ポイントです。
以上のように、離れた国へ行ったり予約クラスが高いものを利用したりすると、PPは多く貯まる傾向があります。PPを少しでも増やしたい方は、これらのことを理解しておいてください。

※PPの計算シュミレーターはコチラより(メーカーHP)

PPを貯めるなら行き先や予約クラスにこだわってみよう!

プレミアムメンバーには、ブロンズ会員やプラチナ会員、ダイヤモンド会員があり、PPがより多く貯まれば上の会員になることができます。そのため、日頃からPPを貯めることにこだわっている方もいるかもしれません。PPは、上の予約クラスを利用したり遠くへ旅行したりすれば、より多く貯まる傾向があります。少しでも多くPPを貯めたい方は、利用するクラスや行き先を意識してこれから予約をとってみてください。

プロフィール

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このサイトを運営しているYuといいます。
東京在住
サラリーマンをあきらめて
一人起業、37歳独身。
毎年10~20ヵ国を旅行
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